学校の統廃合について
豊住中、成田中の統合をはじめとする学校適正配置の今後の取り組み方についてどのように考えているか。また、統合で残った学校用地や建物の利用については地域の核として地域性に配慮した有効利用を図るべきと思います
豊住中学校と成田中学校との統合に関しましては、地区の皆様の教育に対する深いご理解をいただけたことで、この4月より2校は統合することとなりました。今後は、統合したことで生じる様々な諸問題、特に生徒達の心のケアや学習指導面につきまして、統合加配教員や少人数学習推進教員等を配置するなど、きめ細かな指導が行き届くよう学校の指導体制を充実させ、教育活動のより一層の充実を図って参ります。また、学校適正配置案の中でお示しいたしました他の学区につきましても、豊住地区と同様、保護者の方々や地区の皆様と話し合いを重ねて参りたいと存じます。
教育委員会といたしましては、あくまでも子どもたちにとってより良い教育環境の実現に向けて努力していく所存であり、学校適正配置に対するご理解をいただくため、全力を尽くして参りたいと存じます。
続きまして、学校跡地の利用方法についてお答えいたします。
豊住中学校の跡地利用につきましては、当面、校舎の一部は児童ホームとして、また体育館、運動場及びテニスコートにつきましては、市民の健康増進及びスポーツ活動の促進を図る施設として有効活用して参りたいと考えておりますが、今後、地区の皆様と十分協議し、地域振興に資する施設として、その活用方法を決定してまいりたいと存じます。
今後、学校適正配置によって統廃合となる学校につきましても、豊住中学校のケースを基本としながら、地域性や住民ニーズに十分配慮したうえで、施設の有効活用を図ってまいりたいと考えております。
学校は地域コミュニティの核として重要な役割を果たしてきた施設であり、また、今後の地域振興を図るうえでもさまざまな活用方法が考えられるところでございますので、敷地を含む施設全体の利用方法につきましては、地区の皆様とよく協議を重ね、皆様のご要望等もよく踏まえましたうえで、成田市としてどのような施設とするのがよいのか、検討を進めてまいりたいと考えております
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