東北震災後の現状を見てきました。
4月27日と28日にわたり、震災後1年と1か月が過ぎた東北の実情を見てきました。
仙台市ら松島、南三陸町、気仙沼の奇跡の一本松、塩釜、浄土が浜、木本から宮古までの三陸鉄道の乗車などを見て、複雑な心境になっています。
まず、各地域とも、がれきは取り除かれているものの、集められたがれきの山が各地域にあり、その処理については、本当にすべての地域が協力して処理しなければといけないなぁーと強く感じました。
受け入れを拒否するわがままな方の少数意見が妨げの理由として、がれき処理を拒否する理由にしている自治体には、国が厳罰を処すべきだと思いませんか。
現地を見て感じたもう一つの心配事は、がれきが取り除かれ、更地になっていますが、復興計画が決まっていないのに、すでに家を新築している方がいることです。
多くの方は、復興計画が示されるのを、まだかまだかと待ち続けているのに、自分の土地だから、自分の事は自分流にやる、といった考えなのだろうか????
復興計画は、今後の自然災害を予測して建てられるはずです。
みんなが協力し合わなければ、いい復興計画は立てられませんので、考え直してほしいと思います。
釜石での大観音の職員照井さんのお話は胸が打たれました。
防災センターがその目的を生かされずに、一時的に避難者を受け入れたために起こった悲劇、避難者が満杯となって、断られた方が高台に逃げて助かり、防災センターに強制的に避難した方たちは全員が命を失ってしまったこと。
防災センターが毅然としてして対応していれば、避けられたかもしれない尊い命、振り返ってもどうしようもありませんが、職務の厳しさが問われます。
いろいろ考えさせられた現地視察でした。
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