成田国際文化会館の管理が変わります。
成田国際文化会館の管理は、成田市の外郭団体、成田市教育振興財団が行っていました。
また、成田市職員の部長経験者の天下り先にもなっていました。
公共施設の管理については民間を含め指定管理者制度が導入されてから6年余りが経過しましたが、今までの実績を考慮して、継続して管理を委託してきていました。
24年3月末で指定管理期間が満了となるため、8月15日より同文化会館の指定管理者応募要項を配布し、8月末から受付をしていましたが、最終的に、現管理者の成田市教育文化振興財団と株式会社ケイミックスの2団体が応募し、審査の結果、株式会社ケイミックスに決定となり、12月定例議会で承認可決されました。
所管の教育民政常任委員会では、成田市教育振興財団の職員の処遇などについて、これまでの経過を考えるとかわいそうだとか、利用サービスの低下が心配だ゜とかで、委員会の採決は、3対3の同数となり、委員長採決で委員会可決され、本会議でも、共産党や公明党、リベラル成田と会派外の2名の議員、会わせて11名が反対しましたが、賛成多数で可決されました。
株式会社ケイミックスの収支予算では、指定管理料が7800万円ほどで、これまでの指定管理料とは5千万から6千万ほど成田市の経費が抑えられるようになっています。
行政改革には多少の痛みは伴うものであり、ケイミックスでも4年間の指定管理の内容次第ではどうなるかはわかりません。
しっかりと管理業務をチェックしていきたいと思っています。
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