成田空港の能力向上に向けた飛行方式について
12月25日に成田空港に関する4者協議があり、成田空港の能力向上に向けた飛行方式が可能とのことが国土交通省航空局からありました。
4者協議は、国と千葉県、空港周辺自治体とNAA会社で行われるものです。
このことについて昨日、成田市議会では空港対策特別委員会と議会の全員協議会において説明がありました。
能力向上のための飛行方式は、A滑走路とB滑走路で、現在は時間差離着陸をしているものを、同時離着陸方式をすることが可能であるとした点です。
すぐにこの方式にするということではなく、同時離着陸が可能であるが、実施するには、地元合意を得る事や、空港施設の改善、円卓会議やシンポジウムでの約束ごとの遵守や規制緩和できるものの検討等があり、2010年3月からは、現行のままで、年間発着回数が19万回から22万回に増えますので、駐機スポットの拡大など取り組む課題は一杯あります。
色々な検討を進めて、同時離着陸を行うとしても、早くて2011年となるものと予想しています。
羽田に新幹線を入れろといっている、前原大臣のことなどを考えると、スピード感のある対応が欠かせなくなっている状況であることは確実です。
だからといって、空港周辺住民への説明が怠っていいということにはならないことを肝に銘じて取り組むべきでしょう。
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