鎌ヶ谷総合病院院長 前田清貴先生の出版記念パーテー
11月7日の午後19時から、松戸市の21世紀のもりホールに於いて、医療法人徳洲会の専務理事でもあり、徳洲会の病院で、千葉西総合病院の総長、鎌ヶ谷総合病院の院長を務める、前田清貴先生が、『節約時代の病院へのかかり方』という本を執筆され、その出版記念パーテーがありましたので、出席してきました。
国会議員から県会議員、松戸市議会議員等ね多数の来賓と各界からの参加者は300名を越えていました。
11月14日には一般の方をお招きしての出版記念パーテーも行うとのことです。
前田先生の挨拶文には、医療への取り組み姿勢がね志強く書かれていますので、そのまま、掲載いたします。
出版記念パーティー挨拶
現在の医療と福祉の現場は困窮を極めて:います。財政的な問題、人的な量だけの問題だけでなく質の問題、そして、医療制度の問題と山積みされています。
我々医療人は、今まで受身でした。このことが現在の医療と福祉の困窮の原因の一つだと反省しています。
これからは、医療を良くするために能動的に医療の現場で行動し、そして発言することが重要だと考えています。
その問題を解決するためには、自ら仮説を立てて立ち向かうしかありませんでした。
その解答は単純でした。ただひたすら時間という次元を超えて働くしかないと言うことでした。
3~6時間睡眠でボランティア、奉仕というレベルを超えた犠牲と言うレベルで行動するしかないと。 その結果はすぐ出ました。この方法は正解であると。
しかし、体力的な面と精神的な心の強さの面で誰にでも強制されるものではありません。そこで、さらに考えました。
常識の範囲での業務量で、効率の良い医療と福祉を行う方法を。
それは、まず第一に患者の側には病気を知ってもらうこと。
そして第二には、われわれ医療人は経済的に裏打ちされた医療を行うこと。
そして、最後には医療の仕組みを再検討すること。
今回、出版しましたこの節約時代の病院へのかかり方という本はこのような趣旨に基いて執筆しました。
内容に関しては、いろいろなご意見とご批判もあるかも知れません。
皆様のご意見を寄せて頂ければ幸いです。
ところで、私の夢は徳田虎雄理事長とともに、世界の200カ国に病院や介護施設を作って、人類に貢献することにあり、今まで頑張ってきました。
しかし、その前にやる事があると気がつきました。それは今、自分の住んでいるこの松戸市を世界の医療と福祉のモデルにすることにあります。
そのためには、皆様のご理解とご協力が必要です。
まず、医科大学つくりです。 24時間、夜中でも飛び起きて働く医師を学生の時代から教育する大学です。
この松戸市に造るべきだと考えています。そして、医療講演の制度です。病気を住民に教えなければなりません。病気を知って初めて病気に立ち向かうことが可能となります。
そして低コストの建物で施設菜園のできる介護施設造りです。
団地に住むひとり暮らしのお年寄りにとって生きがいのある人生を送っていただくためには、この方法しかありません。
そして、現代のITを利用した介護施設のネットワーク造りです。
ITによって市全体の施設がひとつの介護施設のように動き出すはずです。
最後にこの医療と福祉の松戸モデルを成功させるためには、医師会の先生方、市の行政の方々、そして県や国の理解も必要であるということは言うまでもないことです。
みんなで力を合わせてそして寝食を忘れて行動して初めて成し遂けることが出来ると信じています。ご協力をお願い申しあげます。
本日は私の出版記念パーティーに参加いただきまして誠にありがとうございました。
平成21年11月7日 松戸市にて 前田清貴
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