オーダーメイド医療を考えるシンポジウム
昨日、6月23日に早稲田大学の国際会議室において、オーダーメイド医療をかんがえるシンポジウムが開催されました。
参加者はあらかじめ案内を頂いた方々が、インターネットで事前参加を申し込む形でね定員の400名が募集されて行われたものです。
オーダーメイド医療とは、レディメイド(既製)と違い、個にあった医療を目指すもので、現在の医療は全てが、レディメイド医療ですから、オーダーメイド医療が現実なものになれば医療の革命ともいえるでしょう。
この医療に深くかかわっている方が、東京大学の中村祐輔教授です。中村先生は、東京大学医科学研究所・ヒトゲノム解析センター長、理化学研究所・ゲノム研究センター長を務め、ゲノムの解析を通して、個の医療について研究をされています。
この日は、中村先生のほかに、シカゴ大学の癌研究所センター教授のマークラティンさんとカルフォルニア大学ロスアンゼルス校の生体工学・治療化学科キャサリーン教授、そして、日経BP社バイオセンター長の宮田満さんが参加してパネルディスカッションも行われ、活発な意見が交わされました。
日本でもアメリカでも、まだまだ、オーダーメイド医療については、製薬会社も医療界も増してやメディアさえも、さほどニュースソウスにならず、注目していないのが現状で、結果として個人の医療の改革が滞っているのが現状とのこと・・・・・
一人ひとりに会った薬の投与や治療。予防医療への取り組みが出来る。オーダー医療の導入が一日も早くできることを期待しましょう。
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