成田市の敬老会の在り方について

成田市では、今まで成田国際文化会館の大ホールを使用して、７０歳以上になる方、１４０００人を対象に、９月の敬老の日に、敬老会を開催しています。

対象人数が多いため、２日間に渡って開催していますが、当日会場に来て、会場の中に入って式典に参加する方は、２日間で、おおよそ１８００人程度です。

今年度当初、文化会館の大規模改修のため、平成２１年度は文化会館が使用できなくなるとのことから、市内１６の地区社会福祉協議会と協議を開始して、地域で敬老会を開催して欲しいとのことが市のほうからありました。

その中でも、地区の社会福祉協議会はそれぞれの活動をしていますが、全ての地区社会福祉協議会のうち、地域での敬老会開催に難色を示す地域もあり、なかなか纏まりができず、３回目の協議会話もってしても結論が出ないままでした。

しかし、文化会館の大規模改修が、予想以上に費用がかかることが判明し、必要最小限の改修に留め、新たに文化会館を新築する方向が示され、現在の文化会館は引き続き使用できることになった事から、市では、１０月２０日に４回目の地区社会福祉協議会の連絡会を開催して、その中で、今までどおりの開催にすることを表明しました。

敬老会は、出来るだけ地域で開催して、今まで、市全体で掛かっていた経費を地域に回して、地域での活動とコミニュケーションの増進にまわすことが大事なことではなかったのか？？？？

今回の市の対応は、今後に良い影響をもたらすことにはならないものと思います。残念です。