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2008年2月25日 (月)

小泉成田市長の施政方針について その1

2月22日に成田市議会の定例議会が開会されて、平成20年度の予算案を初め多くの議案が提案されました。

また、開会の冒頭に小泉市長が平成20年度予算編成に当たっての施政方針が述べられました。

前文を掲載すると読むほうが大変なので、要約して掲載いたします。

前段の部分は割愛しています。

平成二十年度一般会計では前年当初予算比十一・九%増の五百四十五億円、水道事業会計を含む特別会計を加えた全会計では前年比一・八%増の七百七十八億円の積極予算を編成いたしました。

以下、新総合計画の六つの大綱に沿って、平成二十年度の主な施策の概要について申し上げます。

まず、『世界との交流拠点として市民が誇れる都市づくり』についてであります。

成田国際空港の運用状況は、平成十八年度実績で航空機発着回数約十九万回、航空旅客数が約三千五百万人、航空貨物量は約二百二十万トンを数え、発着回数と旅客数では過去最高を記録するなど、我が国を代表する国際拠点空港としてその役割を担い続けております。

このような中、一昨年より地域の皆様のご理解とご協力をいただき、整備に着手しております二千五百メートルの平行滑走路につきましては、平成二十一年度内の供用開始を目指して工事も順調に進められているところであります。また空港へのアクセスの改善と地域振興にとりましても、非常に大きな役割を担うこととなる成田新高速鉄道整備事業も、平成二十二年の開業に向け、現在急ピッチで工事が進められており、本市といたしましてもこれら事業の推進にできる限りの協力をしてまいる所存であります。

その中で、(仮称)成田ニュータウン北駅開業に伴う新駅周辺のまちづくりにつきましては、関係各機関及び地元住民の皆様と十分に協議しながら将来の都市構造を展望した計画を策定してまいりたいと考えております。

また、(仮称)土屋駅の設置につきましても、その実現を目指して、一つずつ課題を整理し、引き続き積極的に取り組んでゆく所存であります。

 さらに、国際空港都市づくりの骨格をなす北千葉道路整備事業、首都圏中央連絡自動車道整備事業については、事業者と協議しながらその促進を図るとともに、都市計画道路湯川線やニュータウン中央線、大蕪新宮線、赤坂台方線、大袋線等、都市基盤の基本となる道路整備を推進してまいります。

次に、生活基盤の安定確保に重要となるコミュニティバスにつきましては、現在、大室・小泉ルートをはじめ六路線で本格運行を行っているところでありますが、昨年の十月から実証運行を行っている北須賀ルートが本年四月に本格運行に移行することから、コミュニティバスの運行ルートは市内七路線に拡充されることとなり、今後も引き続き、交通不便地域と市街地の公共公益施設を結ぶ交通手段としてコミュニティバスの充実に努めてまいります。

 さらに、地域の需要に対応したコミュニティバス等、乗合バス輸送サービスの運行形態のあり方について地域公共交通会議を設置し、検討を行ってまいります。

 また、交通バリアフリー化推進事業として、高齢者や障がい者等の移動の安全性、利便性の向上を図るため、京成公津の杜駅のエレベーターの設置や路線バス事業者のノンステップバス導入について助成をしてまいります。

6つの大綱からなっていますので、6回に分けて掲載いたします。

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