危機管理意識について

去る5月22日に、成田市立大栄幼稚園の職員が、個人データの入ったフロッピーを車上荒らしにあいバッグ毎盗難にあったことが教育委員会からの報告でわかりました。報告内容は次の通りです。

去る5月22日(火)、市立大栄幼稚園の教諭が、園児等の個人情報の入っ たフロッピーディスタを利用し自宅で作業するため、園務終了後、園外へ持 ち出し、帰途、午後7時頃、香取市山之辺地先のホームセンターに立ち寄っ た際に車上荒らしに遭遇、当該フロッピーディスタ及び園児名簿を記載した 手帳等の入ったバッグを盗まれました。 紛失した個人情報は、担任している園児の指導記録及び住所録です。  当該教諭は、直ちに、園長及び最寄りの香取警察署に事故報告し、当該警 察による現場検証を受けましたが、未だ発見できておりません。

この報告の後、今後の対応として、該当園児の保護者に説明。陳謝する。 改めて、職員に個人情報セキュリティ管理体制の見直し、点検の徹底を指示し、再発防止に努める。としています。

日頃の危機管理については、マニュアルを元に職員に指示しているわけですが、この場合も、園長に申し出てフロッピーを持ち出すことになるはずですが、この基本をしないで持ち出しているところに問題が生じたわけです。

この事件が起きなければ、この職員は、ある意味で仕事熱心な職員ということになるかも知れません。しかしね事故はいつ起きるか予測できないわけですから、やはりマニュアルに従って行動すべきでしょう。

他人事と思わず、自分の身になつて考えましょう。