文化財防火デーでの訓練
昭和24年1月26日に法隆寺の金堂から出火し、1300年の歴史を持つ日本最古の壁画が焼損したとの事です。
その後からも貴重な文化財の火災が相次いだことから、文化財を火災や震災、その他の災害から保護すると共に、国民一般の文化財愛護思想の普及と高揚を図る目的として、昭和30年1月26日を文化財防火デーと定めて、以来この日を中心として全国的に文化財防火運動を展開しているとの事です。
成田市では、1月27日に、文化財防火運動の一環として、文化財関係者、消防関係者、教育関係者や地域の協力者の下に、10時より、大栄地区にある1250年の歴史を持ち、貴重な書籍や絵画を保有する大慈恩寺(真言宗 智山派)において防火消防訓練が行われました。
想定は、お寺の山際で林野火災が発生し、本堂脇庫裏に延焼、本堂に延焼の恐れがあるために緊急消防連絡をし文化財を守るとしたものです。
実際に、訓練とはいえ、現場で一部始終を見ていると、通報から現場までの消防隊が到着するまでの時間が長く感じたのも事実です。
急いでいるときの赤信号待ちされているような感じです。
しかし、到着してから、放水を始めるまでの隊員の機敏な動きは目を見張ること叱りです。
無駄が無く、指令の下に、あっという間にホースを配置し、はしご車を配置して、放水までは1分くらいでしょうか、見事な早さでした。
訓練とはいえ、生々しい現場を直視しているような感じでした。
訓練終了後に、秋山消防長からの挨拶も、日頃の訓練の大切さがいかに大事であるかということが話されました。
私たちも、文化財や家庭を災害から守るために日頃から防災の意識について気をつけて生きましょう。
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