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2005年3月23日 (水)

平成17年2月 教育民生常任委員会

委員会は、3月2日、午後2時から開催されました。委員会に付託された案件は、議案11件並びに請願1件、陳情1件であり、その審査経過並びに結果については次のとおりです。

「議案第4号 成田市立小学校設置条例の一部を改正するについて」、委員から「開校の予定期日と、それからその時点での成田小学校それから美郷台小学校の児童の予測数は。」との質問に、「開校予定は平成19年4月を予定し、成田小学校は816名、美郷台小学校は331名を予定している。」とのことでした。次に、「議案第5号 成田市就学区域審議会設置条例の一部を改正するについて」で、委員から「県内で就学区域審議会と学区審議会を使っているところは。」との質問に、「現在、県下で通学区域もしくは学区という名称で使われているところは28市あり、就学区域として使われているところが本市を入れて3市あり、市民には「学区」という言葉がなじみやすいと考えている。」また、「「知識経験」を「識見」に改めるが、その違いは。」との質問に、「平成6年度から、審議会等の委員の委嘱について、「知識経験」より「識見」を有する者の方が幅広くいろいろな人材の活用もでき、条例を改正する場合「識見」という文言に変えている。」また、「美郷台小の学区は、美郷台地区だけか、また、これは就学区域審議会を経由しているか。」との質問に、「美郷台地区の1丁目から3丁目、郷部の一部と成田小学校に指定学校変更で行っている押畑、並びに山口の地区で、昨年度の就学区域審議会で審議し答申をいただいている。」とのことでした。次に、「議案第6号 成田市教育センター設置条例の一部を改正するについて」でありますが、委員から「変わることによって、教育センターの業務が充実される内容ものは、また図書館の跡はどういう利用を考えているのか。」との質問に、「今回の移転に伴い、50人程度を収容できる専用の研修会場を確保することができ、教育センターが主催する研修会を機能的に開催することができるようになる。また、指導主事、臨床心理士指導員が行う教育相談の専用の部屋も確保することができ、児童生徒、保護者に対する相談体制と機能の充実が図られるものと考えている。また、現在図書館の視聴覚センターの一部にあり、多少手狭になっていたので備品等の整理、置き場所等に供したい。子どもセンターは残る。」とのことでした。次に、「議案第7号 成田市教育支援センター設置条例を制定するについて」でありますが、委員から「不登校の児童生徒について、学校復帰を支援するという目的でやられているが、どのくらいの比率で学校に復帰されたか。また目的とする業務4点掲げているが、全体業務の中の比率は。」との質問に、「通所するようになってから学校へ行く日数が増えたという観点では、平成15年度、16年度ともに5名ずつが通所する前よりは登校する日数が増えている。また、仕事の内容については分けるのが難しいが、子供たちの適応指導に関することが、量的には多い。」とのことでした。また、「家族に対しての支援は、どういう形でやられているのか。」との質問に、「保護者の相談に対応できるように、臨床心理士を配置するとともに、通所している子供たちの保護者に集まっていただき、連絡会を定期的に持ち、情報交換等を行っている。」とのことでした。次に、「議案第8号 成田市児童ホームの設置及び管理に関する条例の一部を改正するについて」でありますが、委員から「吾妻児童ホームの設置と保育時間の延長については歓迎だが、延長保育の料金が1,000円の理由は。」との質問に、「保育園も同様に延長保育料金をいただいており、受益者負担の観点から指導員の賃金、高熱水費等を勘案して、30分1,000円の料金を設定した。」また、他の委員から「通常保育で申し込み、どうしても延長したいというケースは。」との問いに、「基本的には一月単位の申請だが、仕事の都合でどうしても遅くなってしまう日については、現状でもお預かりしているところであるが、そうした日が多くなった際には延長保育の手続きを改めてしていただく。」とのことでした。次に、「議案第9号 児童福祉法の改正に伴う関係条例の整理等に関する条例を制定するについて」でありますが、委員から「児童虐待に対する対応が変わり、市の役割がかなり増えたことによる問題点、難しさは。」との質問に、「今回の改正により、虐待相談に対する市町村の責務が明確にされたが、成田市においては、現状でも家庭児童相談員が3名配置され、関係機関と県児童相談所との連携をとり相談を実施しているが、より密接な連携を考えている。」とのことでした。次に、「議案第11号 成田市スポーツ広場の設置及び管理に関する条例の一部を改正するについて」でありますが、本案については質疑はありませんでした。次に、「議案第12号 成田市北羽鳥多目的広場の設置及び管理に関する条例を制定するについて」でありますが、委員から「申し込みの手続や管理は。」との質問に、「当面、市が直接管理をし、受付業務等については開発協会に委託をしたい。またカギの管理等は、開発協会と市、豊住公民館で許可証を持参した者について、カギを渡す。」とのことでした。次に、「議案第23号 平成16年度千葉県成田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」についてでありますが、委員から「事務費負担金の減額について詳しく説明を。」との質問に、「平成12年度の介護保険導入から、介護納付金分というのが上乗せされて課税することになり、そのための徴収事務に要する経費が事務費として交付されていたが、平成16年度から廃止になり減額するもの。」とのことでした。次に、「議案第26号 平成16年度千葉県成田市老人保健特別会計補正予算(第1号)」についてでありますが、委員から「本人負担が2割になる人数の説明と、2割になる人の一定以上所得とは。」との質問に、「一定以上の所得者は課税所得が124万円以上で、1月末現在で598人、老人医療受給者全体が7,764人いる。老人受給者が75歳に引き上げになるということで現在2年を経過し、その率が減り7.7%になっている。」とのことでした。次に、「議案第27号 平成16年度千葉県成田市介護保険特別会計補正予算(第2号)」についてでありますが、委員から「平成15年度の給付に基づいて国からの負担金等が増額になっている。国からの見込みというよりは実際の給付が増え、一般会計からの繰入金は減額になっているのは。」との質問に、「あくまでも予算で概算請求している。この第2期分の計画は平成15、16、17年度、これが1期の計画となっている。その年度ごとの予算額をもって請求しており、その年に精算で追加交付または返納という形で構成されている。」とのことでした。次に、「請願第1号 介護保険制度における介護予防策について」でありますが、これは現在鍼灸マッサージは制度に認められているがあらたにマッサージ師もみとめて欲しい旨の請願内容で委員から「平成18年度の大幅な改正に伴い、介護予防の計画策定に鍼灸師は認められているもののマッサージ師の果たす役割は考慮されていない。鍼灸マッサージは一体的に利用する機会が多く、マッサージ師も同じ扱いをされるべきで具体的な文言を検討して欲しい。また、高齢者の疼痛管理を、集団以外でも個別に対応できるよう採択ということで意見を申し上げたい。」とのことでした。次に、「陳情第2号 教育基本法の理念を生かすことを求める国への意見書採択のお願い」についてでありますが、委員から「現在の教育基本法は、憲法の理念を達成するためにできたもので、非常に尊いものだと思うので、ぜひこの陳情を採択し、教育基本法を守って欲しい。」また、他の委員から、「愛国心というのは国民として持ってしかるべきもの。その愛国心の使い方が間違った場合にいろいろな現象を起こすが、子供の心の中に愛国心を育むということは、日本にとっても必要。」との意見が出されました。以上の審査の結果、本陳情については不採択と決定し、その以外の議案については可決となりました。請願1号については本会議で可決された後、発議案として提案され意見書が国に対して提出されることになります。 この後、執行部から「構造改革特区の「健康福祉千葉特区」の変更申請について」説明があり20市町村が現在認められている健康福祉特区に成田市を含め6市町村が追加となったこと、「成田市乳幼児医療費助成制度の充実について」は成田市の現在の3歳未満の通院の助成対象年齢を4歳児未満に4月1日より改正することとする、「久住中学校建設事業について」は久住区画整理地内に敷地面積31381.01〓、延べ床面積の校舎2400〓(2階建て 防音仕様)、屋内運動場1400〓(防音仕様)を平成17年度と18年度で建設すること、「公津の杜小学校屋内運動場及びプールの建設事業について」は校舎本体は現在建設中ですが、平成17年度に屋内運動場(1380〓)、児童ホーム(165〓)、プール(25m×13m)を7月より着工することの報告を受けて委員会は終わりました。を散会した次第であります。

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